レシプロエンジンが魅力的な理由

レシプロエンジンは、別名「ピストンエンジン」「ピストン機関」ともいわれる最もポピュラーなエンジンタイプです。
シリンダー内部でピストンを往復させることによって回転動力に変えるというシンプルな構造上、エンジン周辺部品への負担が少なく、力強い加速から高回転状態を長時間キープすることが可能です。
ハードな環境下で一定以上のパフォーマンスを発揮できるため、サーキットなどのスポーツ走行に適したエンジンとして需要が多いほか、自動車、バイク、船舶といった乗り物への搭載はもちろん、その用途は発電機、ポンプなどの定置動力にまで及びます。
1675年にオランダの科学者クリスティアーン・ホイヘンスが発明して以降、現在に至るまで主力熱機関のポジションを維持している理由は、実用性の高さとすぐれた燃費性能にあります。
なかでも最大のメリットは、製造原価が安価なことから販売価格を抑えることができ、燃費が良いため、維持費の総額が安くあがる点です。
このタイプのエンジンは主に2ストロークと4ストロークの2種類に類別できますが、年々厳しくなる排ガス規制を受けて、自動車、バイクともに4ストロークが主流となっています。
走行中、アイドリング時の排気ガスの排出抑制に大変優れている上に実用性が高いとあって、現代の排ガス基準を満たすだけでなく、世界的なエコ志向にも適したエンジンといえます。

Comments are closed.